NAGASHIMA GROUP
/ LOGO STORY
従業員の想いが紡いだ
100年のシンボル
全従業員約290名に「ナガシマらしさ」を問いかけた。
その答えから浮かび上がったのは、
創業の原点——
大八車に宿る「誠実」の精神でした。
STORYTELLING
なぜ、100周年でロゴを作るのか
企業が100年を迎えるということは、単なる節目ではありません。
長い歴史の中で積み上げてきた信頼と実績、そして次の世代への意志が交差する特別な瞬間です。ナガシマグループは1926年の創業以来、「誠実」を旗印に歩んできました。
しかし、時代とともに事業は多角化し、グループ全体を束ねる「共通の象徴」の必要性を強く感じるようになりました。そこで私たちは、役員や一部のスタッフだけで決めるのではなく、全従業員の声からロゴを作ることにしました。
「自分たちの会社のロゴだから、新たなスタートラインは全員でなければならない。100年先も心に残るロゴを、全員の声から生み出せないか。」
こうして始まった、全員参加型のロゴ制作プロジェクト。従業員全員に「ナガシマらしさ」を問いかけるアンケートを実施し、集まった声をデザインに昇華させていくプロセスは、会社のあり方そのものを見つめ直す旅でもありました。
DATA
数字で見る、従業員の声
「ナガシマらしさ」アンケート集計結果・上位回答
全従業員が参加したアンケートから生まれたロゴ
誠実・信頼
仕事への誇り
繋がり・一体感
歴史・伝統・継続の力
最も多かった回答は「誠実・信頼・仕事への誇り」。全体の約3割を占め、ナガシマグループの従業員が最も大切にしているのは、お客様への誠実さと仕事への誇りでした。
続いて「繋がり・一体感」、そして「歴史・伝統・継続の力」。上位3つで全体の6割以上を占め、世代や事業所を超えて「誠実さ」「人との繋がり」「歴史への誇り」が深く根づいていることが明らかになりました。
この「誠実」の源流はどこにあるのか——私たちはその答えを探し、創業の原点に立ち返ることにしました。たどり着いたのは、1926年。創業者・長島國治が大八車一台で始めた、あの日のことでした。
※ 創業当時のイメージ
ORIGIN — 1926
「大八車」——
すべてはここから始まった
大八車(だいはちぐるま)とは、江戸時代から昭和初期にかけて荷物の運搬に使われていた人力の荷車です。創業者長島國治はこの大八車で、1926年に梱包・運搬業を興しました。
重い荷を背負い、一歩一歩前へ進む。その愚直な姿勢こそが、アンケートで従業員が口を揃えた「誠実」の原点です。
100年にわたりナガシマグループを支えてきたこの精神を、新しいロゴのモチーフにすることが決まりました。
こうして、このロゴが生まれた。
約290名の「誠実」への想いと、100年の歴史が交差する地点——大八車。
従業員アンケートから創業の原点にたどり着き、信條の精神をデザインに込めました。
全員参加で生まれた、次の100年を切り拓くシンボルです。
PROMISE
このロゴに込めた、3つの想い
信條「今日一日責任ある仕事をしよう」
原点を忘れない——責任ある仕事を、誠意をもって
創業者・長島國治が大八車一台で築いた「誠実さ」と「信用」。100年の時を経ても、ナガシマグループのすべての仕事の根底に流れています。各個人が「プロフェッショナル」としてベストの仕事をすることにより、安心・安全なサービスを提供する。どれだけ事業が拡大しても、お客様一人ひとりに誠実に向き合う姿勢は変わりません。
その誓いを、このロゴに刻みました。
信條「自信と確信を持って前進しよう」
全員で前に進む——技術を磨き、最良のサービスを
このロゴは、従業員約290名全員の声から生まれたシンボルです。一人のデザイナーの発想ではなく、全員の想いがデザインの起点になっています。常に技術を磨き、維持し、新しい知識を吸収して最良のサービスを提供する。このロゴを掲げるということは、「自分たちの言葉で語った未来に、自分たちで責任を持つ」ということ。新たなスタートラインに、全員で立つという宣言です。
信條「この意気で力を協せ会社を伸ばそう」
歴史を未来につなぐ——共に成長し、企業価値を高めよう
大八車は過去のものではありません。
「地道に、誠実に、お客様のために汗をかく」という創業精神は、いまこの瞬間も全国の事業所で実践されています。長島梱包・ナガシマ物流サービス・甲信梱包・丸林商工の4社が力を協せ、100年分の信頼を土台に次の100年をつくる。このロゴは、4つの会社をひとつに束ね、過去と未来をつなぐ架け橋です。
DESIGN STORY
大八車が語る、100年の物語
FOUNDED 1926 — CENTENARY 2026
ナガシマグループ 創業100周年記念ロゴ
創業者・長島國治が最初に手にしたのは、大八車一台でした。
人力で荷物を運ぶ、その車輪が100年という時間をかけてグループ企業を束ねる象徴へと姿を変えました。100周年記念ロゴには、その大八車の「車輪」が息づいています。
「人」のかたち
大八車を引く人物は、創業者・長島國治であり、今この瞬間も現場で汗を流すすべての従業員の姿でもあります。前を向き、力強く一歩を踏み出す——その姿勢こそがナガシマの原動力です。
「大八車」の車輪
止まることなく回り続ける車輪は、100年間途絶えることのなかった事業の継続性と、前へ進み続ける推進力を表しています。二つの車輪は「信頼」と「誠実」——ナガシマを支える両輪です。
「道」のライン
ロゴ下部の緩やかなカーブは、100年かけて歩んできた道のりであり、これから続いていく未来への道を示しています。平坦ではなく、しかし力強く進む軌跡です。
CREATION PROCESS
従業員の声がロゴになるまで
全従業員アンケートの実施
「あなたの所属する会社を一言で表すなら?」と「あなた自身を一言で表すなら?」——シンプルだけど本質的な2つの問いを、全従業員約290名に投げかけました。回答率100%、全員参加の第一歩です。
アンケート結果の分析
収集した回答をテキスト分析にかけ、頻出キーワードや感情的な傾向を洗い出しました。「誠実」「仕事」「繋がり」「歴史」が最も多く登場しました。
デザインコンセプトの設定
分析結果を基に、「創業の象徴・大八車」「100年の歴史」「全員参加」という3つのコンセプトを設定。ナガシマグループのアイデンティティを体現するデザイン方針を固めました。
完成と展開(2026年4月〜)
100周年記念ロゴは、名刺・ウェブサイト・記念品など、ナガシマグループの多くの接点に展開されます。これは一つのロゴではなく、全員の誓いです。